2017年1月28日土曜日

オークション出品 追加写真









久しぶりの修理品【OH品】出品致しました
たくさんのウォッチ頂きまして、有難うございます
【dunhill ラスピブルー OH済み】
追加写真です
気に入って頂けましたら ご入札 宜しくお願い致します。

2015年7月15日水曜日

正規ダンヒルサービス<オーバーホール>と                   当方 ガス漏れ修理<メンテナンス>の違い  分解写真

こんにちは 久々のブログ更新です
7月に入り、おかげさまで修理ご依頼で立て込んでおりました
ご依頼頂いた お客様には感謝、感謝です ありがとうございました

最近、よく お問合せ頂く 質問がありますので、ブログにてご紹介させて頂きます

正規ダンヒルサービス<オーバーホール>と当方、ガス漏れ修理<メンテナンス>の違いです

もちろんですが、、、、、
私は、正規ダンヒルサービスの作業を直に観たことはありません
 
あくまでも、、、、、
正規ダンヒルサービス<オーバーホール>した固体を拝見した上での推測です

正規ダンヒルと私では 作業内容、工程は、ほとんど変わりないかと思います
 
大きな違いは、お値段ですが、(正規ダンヒル ¥15000~)
正規ダンヒルサービスが高額なのにはそれなりの理由があります

             *ガス注入バルブユニット
 
 
*蓋ダンパー、バーナー留めボタン内スプリング、Uピン
 
 
            *火打ちヤスリ
            *ローラー軸 スプリング 六角ゴムスペーサー
 
 
 
*バーナーアッセンブリー内スプリング
 
 
*ガス管バルブスプリング 
 
 
*フィルター、フィルターシート(黄丸)
 
 
上記、消耗部品の新品交換です

もちろん、ダンヒル純正新品部品の入手は出来ませんので
私のガス漏れ修理<メンテナンス>では上記部品交換はしておりません
従って完全なオーバーホールとは言えないので
ガス漏れ修理<メンテナンス>と言わせて頂いております

以前、当ブログでご紹介した ガス注入バルブユニット内部パッキンの不具合によるガス漏れは、
バルブ構造上の理由で(以前記事を観て下さい)現在、中古部品交換でご対応しております

火打ちヤスリ  =中古良品 交換でご対応しております

各、スプリング類=中古良品 代用新品 交換

フィルター   =洗浄 又は 代用品交換

フィルターシート=代用品交換

上記部品は、不具合、破損で部品交換が必要な時のみ別途料金で
中古、代用新品部品交換にて、ご対応しております
内部洗浄作業には、フィルター洗浄含まれております

各、パッキン(Оリング)は規格品<新品>素材 耐油性NBRに交換します
バーナーアッセンブリー内パッキンは素材 耐油性NBR シートに張替します
右写真が、張替処理後です
 
 
 

では、今回はこのあたりで、、、、、、
 
最後まで、ご閲覧頂きまして ありがとうございました

修理、各メンテナンス  ご依頼はメールにてお願い致します
(受信設定、制限解除してくださいね)

sfjrb583@ybb.ne.jp

ガス漏れ修理基本料金  ¥3000
内部洗浄        ¥1500
表面磨き上げ(バフ掛け)¥  500


ガス漏れ修理 yahooオークションにも出品中です yahoo ID sfjrb583

 

2015年7月1日水曜日

ダンヒルライター ローラタイプ初期モデル          プチカスタマイズ

今回は ダンヒル ローラタイプ ガスライター 初期モデル を
蓋 サイドを真鍮地に磨き上げてプチ、カスタマイズしてみました

先週、酔っ払ってるときに気まぐれで落札してしまいました
う~ん なかなかのポンコツです
 
 
あれ! しまった ガァ~ン<古>
フリントケース 破損発見 
酔っ払いでオークションすると、ろくなことないなァ~
 

でも、分解して修正と磨きで、、、、、なんとかなるかな

ってな感じで

いつもの手順で分解して、洗浄して、磨いて、パッキン類交換して、組立して
あっと言う間に出来上がり
 
 
 
なァ訳ないか ほぼ1Day作業でした
 
なかなか 良い出来栄えです<自画自賛>
 
 
フリントケースは、少しはマシになったかな
初期モデルなんで、このぐらいの方がオールド感があって良いかも<言い訳っぽいですが、、、>
 
 

 
う~ん すばらしい

渋いですなぁ~ これぞ、オヤジのライター
オークションに出品してみましょうかね
 
では、今回はこの辺で、、、、、、、

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2015年6月23日火曜日

ダンヒルライター バーナーアッセンブリー メンテナンス 分解写真

今回は、ダンヒルローラタイプ バーナーアッセンブリー メンテナンス をご紹介します


バーナーアッセンブリーとは、簡単に言うとガス管の事です
ガスタンクからガスがノズル先端(着火点)までガスを送る部品
金属部品3点 スプリング1点から構成されるパーツユニットです
直接、炎が着く所ですので、もちろんの事ですが、、、、、、
内部洗浄作業の際、一番汚れが溜まっている箇所です
この部品の洗浄を怠ると、炎の不安定、最悪つまり 
着火不能と言った トラブルの原因になります
  
それでは、内部汚れ具合を観てみましょう
洗浄器で洗浄後のガス管の汚れ具合を
今回は、ブログ用に解りやすくコットンで汚れを取ってみました

コットン左から1回目です 4回目でやっと、きれいになりました
洗浄器で洗浄してもガス管内部には汚れが、かなり残っているのが解りますね

パッキンのみ 交換しても 本来のコンディションには戻りません
当方、ガス漏れ修理では オプション作業 内部洗浄も お勧めしております


先日、修理ご依頼品で、ものすごく酷い固体がありました
お客様のお話ですと1年程前に、オークションで完動品との事で購入
1ヶ月程で、ガス漏れしたとの事です
ガス漏れ原因が、酷い なんと バーナーアッセンブリー底部部品 ガスホールを
こじ開けているのです 通常、ガスホールは直径 約0.3mm
ご依頼品は 約0.9mm 
簡単に言うと通常の3倍のガスが送られてることになります
1か月もガス漏れしなかったのが、奇跡ですし お客様が、お怪我なさらなくて何よりでした
なぜ、前メンテナンス者(メンテナンスとは呼べませんが)は、ガスホールをこじ開けたのか
まったく意図が解りませんし 大変危険です

温厚な性格で、巷では有名な 私ですが、、、、、、
お客様が同郷の方ということもあり 少々、怒りを感じました



 写真でも、一目瞭然ですね
写真上が、こじ開けていたガスホール部品です
写真下が、通常の部品
ガスが通る箇所は0.1mm違うだけで、炎が大きく違って来ます

もちろん部品交換して、問題解決です

では、今回はこの辺で、、、、、、、

最後まで、ご閲覧頂きまして ありがとうございました

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2015年6月22日月曜日

ダンヒルライター70 ガス漏れ修理 蓋ズレ調整

久々のブログ更新
先週は、ダンヒル漬けの毎日 朝から晩まで、お仕事がんばりました
先週は一度も呑みに行ってな~い 奇跡です
ってな事はどうでもいいか、、、、、、


最近 連続してダンヒル70の依頼がありました
このモデルは、70年代に発売された、デュポンに似たモデルです(真似したのかな、、、)
結構、人気があるモデルみたいですね
イングランド製で、スイス製と比べると、やはり少々造りが雑な感じがします
基本内部構造は、オーソドックスなローラタイプと同じですが
部品サイズが、構造に合ってないのか、不明ですが、、、、トラブルも多く
バーナー調整ダイヤルとバーナーアッセンブリーをつなぐ調整バーからの抜け
(抜ける、外れると押さえが効かないので ガスが噴き出る)
蓋のズレ 蓋がきちんと閉まらないなど、今まで扱った70は、ガス漏れ以外の
トラブル抱えている 個体がほとんどでした

今回ご紹介の修理ご依頼品も蓋が2mmほど、閉まりません
原因が、蓋ヒンジピン、蓋ピンホールの摩耗 ヒンジピン歪みでした
材質の問題なんですかね、、、、、
デュポンライン1と比べると真鍮のどっしり感が無いように思います
まぁ~内部構造も全然ちがいますから当然ですが、、、、、

以前、ヒンジピンの対策部品らしき物を観たことがあります
通常は、ヒンジピン片方にストッパー(ギザギザ)がありますが
対策部品らしき物は、通常のヒンジピンを2分割してヒンジピンを両方から差し込むタイプで
両方にストッパーが付いておりました
確かに、蓋のトラブルのほとんどがヒンジピン、ピンホール関係です
永年、蓋の開閉で、ヒンジピン、ピンホールが摩耗すると、蓋ダンパースプリング力で
蓋がローラー側にズレてしまいますので、対策部品らしきものは理に適っていると思います

今回は、対策部品らしきものも、交換部品もございませんので
現状部品で、ある部分(ある部分は言えません、ごめんなさい)を少々ずらして調整致しました
蓋の完全閉鎖をメインに調整致しましたので、他パーツが少々ズレてしまいます
観た目重視ですと、蓋がズレていると目立ちますが、他パーツのズレは角度を変えて観ないと
解りませんので、残念ですが、ここは妥協するしかありません


人気が、あるモデルの様ですのでオークションなどで購入予定の方は
本体の状態 (特に蓋)程度が良いものをお選びすることをお勧め致します
ガス漏れは、修理でどうにでもなりますから、、、、、、、



最後まで、ご閲覧ありがとうございました

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2015年6月4日木曜日

デュポン ライン1後期モデル ガス漏れ修理 分解写真

今回も、修理ご依頼品 作業内容のご紹介です
デュポン ライン1後期モデル 
私たちの世代ですと【黄金戦士ゴールドライタン】を思い浮かべる方も、、、、


















 


今回はオール修理のご依頼でした(ガス注入口バルブユニットも)
やはり、古いライターですので、パッキン類すべて全滅でした
ガス、上から下からダダ漏れ状態です
でも でも でも です 私自身もコレクションの一つとして所有している
モデルのライターですし、ご依頼して頂いたお客様が大事な方から譲り受けた
大切なライターとの事です そんな大切なライターをお任せして頂いて
ありがたいことです 必ずキッチリ仕上げてみせます<気合いだぁ~>
 
 
 

まずは、ガス注入バルブユニット サブパッキンを外します
ガス注入バルブユニットを外す際に特殊工具を入れるのに邪魔になるからです
 

ガス注入バルブユニットを脱着しました
おそらく、ブログをご閲覧頂いている方は、、、、どうやってはずしたの?
って おいおい ここが肝心なとこだろと怒っている方もいるかも、、、、、
私が製作した特殊工具は,お見せできません ごめんなさい
まぁ~ご存知かと思いますが、ガス注入バルブユニットを脱着するには
特殊工具が必要です よくネット上でナットにスリッドを入れて脱着している方が
います 今後、部品破損、部品交換が必要でどうしても正規デュポンサービスを
受けないといけない場合 スリッドを入れると改造品とみなされてサービスが
受けられなくなります ご承知の上で行われているとは思いますが、、、、
私は自身で特殊工具(みたいな)を製作してナットを改造する事無く脱着します
ご依頼の際はご安心下さい たまにオークションで特殊工具が出品されてますね
たしか¥9800ぐらい ハンドメイドみたいですし手間を考えると妥当な価格かと

 
 

蓋ヒンジピンを外したら 
蓋を外します








 
 







フリントケース蓋をスライドさせて取ります 
ヤスリを外します
バーナー先端とマイナスネジを外します
 

 

 本体中央のバーナーバルブを外します      交換するパッキン(Оリング)です
 

デュポン特有の蓋開時のキューン音
この音の修復は出来ませんが、化粧板を磨き上げるとほんの気持ち
良い音になる場合もありますのでいつも綺麗にしてます
化粧板を外すと解るのですがほんの少しアール状になってます
蓋を開けた際、化粧板がブレての反響音だと思います
長年使用してると化粧板金属のヘタリでだんだん良い音がしなくなるのではと、、、
音に関しては、デュポン社も製造時の副産物という主旨をいまだに貫いてます 
 


 
内部部分洗浄 金属クリーナーで磨き上げして、各パーツを並べてみました
これから、逆手順で組み立てます
 

その前に、仮組みしてみました   なかなか 良い感じです
 

 さぁ~ 至福の一時  着火テスト 
う~ん すばらしい これぞ ゴールドライタン 
変形してロボットにはなりません(ささやかなオヤジギャグです すみません)

ご依頼頂いた お客様にも きっとよろこんで頂けることでしょう
 
 
          最後まで、ご閲覧ありがとうございました

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2015年6月3日水曜日

ダンヒルライターフィルター、ガス管ホール メンテナンス 分解写真

今回はフィルター、ガス管ホールのメンテナンスをご紹介いたします
フィルターが汚れていますとバーナー(炎)の不安定、火力の低下の症状が診られます
この部分はどなたでもメンテナンス出来ると思いますが、下写真の様に汚れてますと
バーナーアッセンブリー内部も かなり汚れてますのでフィルターのみきれいにしても
本来のコンディションには戻りません
 
 
フィルターは、新品に交換できると一番良いのですが、、、、、純正品はまず手に入りません
海外の通販でオーバーホールキットなるものを観たことありますが
おそらく純正品ではないかと思います
私もフィルター代用品をいろいろと試してみましたが
やはり純正品と抵抗が違うみたいで炎がしっくりしませんでした
純正品が手に入らないので現状品を再生するのが一番良かったです
現在は洗剤に数時間漬けこんで水洗いし乾燥させてガス圧バルブに組み込んでます
 
 
フィルター 洗浄乾燥後  きれいになりました 
 

次は、ガス管ホール メンテナンス


本来は別の作業にて汚れを落としますが
今回はブログ様に解りやすく綿棒を使ってみました
ホール内が汚れてますと炎強弱調整弁(ライター本体横のギア状のツマミ)の
作動が硬くなったりしたりします 
特にホール内上部はフリントのカス、ホコリ、などが溜まり大変汚れてます
洗浄器のみでは、なかなか落としきれない箇所です
 
写真の固体は当方がメンテナンスしたなかでも、きれいな固体です
外見上 きれいな個体でも内部はかなり汚れてますね

今回、ご紹介したメンテナンスは、ガス漏れ修理基本料金外の作業です
オプション作業 内部洗浄に含まれます
 
 
          最後まで、ご閲覧ありがとうございました

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